墨田区のみなさんこんにちは。
墨田区の障害者の方・ご家族の方をサポートする特定非営利活動法人のぞみです。
今回はネット上で気になるニュースを発見したので、ご紹介したいと思います。
フランスの障害者支援団体が行った障害者に対する大人と子どもの違いを表した社会実験が大変興味深いものでしたので紹介します。
実験では、小学生の子どもとその親に、モニターに映し出される人物の顔を同じように真似をする簡単なゲームをしてもらいます。画面に登場する人はいわゆる変顔をし、その顔と同じように子どもも親も一緒に真似て楽しんでいます。
そして、最後にモニターに登場したのは“障害者”の女性。障害者の女性も鼻をつまんで変顔をします。その顔を見た子ども、大人それぞれの反応はどのようなものだったのでしょうか?
この実験で、大人が障害者を見たときに「真似をするなんてかわいそう、失礼かもしれない」などを考え真似をすることはしなかったのでしょう。子どもは、そもそも障害者をかわいそうとなんて思っていなかったり、余計な偏見はないため、ためらいなく真似していつもどおりに楽しんだのだと思います。
大人がとった行動で、他人を思いやる気持ちというのも非常に大切だと思う一方で、子どものように障害者に対する偏見がない見方も必要なのだと感じました。
みなさんはどのように感じたでしょうか。
のぞみの見解
これは非常にデリケートな問題です。
子どもが差別的な見方をしない様、社会に啓蒙を行なっていくこと。
思いやりと偏見の境目のバランスをどの様にとっていくのか?
絶対的な正解がある問題ではありません。
そして答えも一つではありません。
健常者と障害者が共に手を取り合い、社会活動をしていくことを考えるきっかけとして、周りの方と議論してみてはいかがでしょうか?
参照元記事
“大人と子どもで異なる見方”障害者に対する社会実験が考えさせられる
http://fundo.jp/18701